2026年2月、診断士ドットコム主催の実務従事を開催いたしました。
本プログラムでは、実在する事業者様のご協力のもと、参加者が中小企業診断士としての実践力を養うことを目的に、ヒアリング・分析・提案まで一貫して取り組みます。
今回は、現地参加2グループ・Zoom参加2グループの計4グループ体制で実施し、それぞれの環境で密度の高い議論とアウトプットが行われました。
事前講座|“使える知識”をインプット
実務従事に先立ち、参加者には事前講座を実施しました。
内容としては、
・融資の基本構造と見方
・補助金(特に小規模事業者持続化補助金)の考え方
・実務における提案の組み立て方
など、現場で即使える知識にフォーカス。
単なる座学ではなく、「今回の実務でどう使うか」を前提にインプットを行うことで、実践にスムーズに移行できる状態を整えました。
ワークショップ|持続化補助金を“実務レベル”で考える
本編では、対象事業者様の課題をもとに、
小規模事業者持続化補助金をテーマとしたワークショップを実施しました。
単に制度をなぞるのではなく、
・課題整理
・ターゲット設定
・施策の具体化
・補助事業としてのストーリー設計
まで踏み込み、採択されるかどうかではなく事業として意味があるかを重視した議論を行いました。
対象事業者の概要
今回ご協力いただいたのは、
地域資源と独自の世界観を活かした宿泊事業者様です。
自然豊かな環境の中で、静寂や文化体験といった価値を提供し、国内外の感度の高い顧客層をターゲットとされています。
一方で、
・認知拡大の難しさ
・稼働率の向上
・ブランド価値を維持したプロモーション設計
といった課題を抱えており、
「価格を下げずに選ばれる仕組みづくり」が重要なテーマとなりました。
グループワーク|リアルな課題に向き合う
各グループでは、
・現状分析(ターゲット/競合/強み)
・プロモーション戦略(SNS/広告/PR)
・新たな顧客層の提案
・体験価値の設計
など、多角的な視点から議論を実施。
特に今回は、
・インバウンド(欧州・韓国)へのアプローチ
・Instagramを中心としたビジュアル訴求の最適化
・長期滞在ニーズの深掘り
といったテーマで、実践的な提案が多数生まれました。
最終プレゼン|机上の空論で終わらせない

最後には、各グループによる事業提案プレゼンを実施しました。
提案に対しては、事業者様ご本人から、
・実行可能性
・現場とのギャップ
・新たな気づき
といった観点でフィードバックをいただきました。
参加者にとっては、
「考えた施策が現場で通用するか」を体感できる、非常に価値の高い時間となりました。
実務従事で得られるもの
今回の実務従事を通じて改めて感じたのは、
知識だけでなく、“現場で使える思考力”が求められるということです。
診断士ドットコムでは、
・実在企業のリアルな課題
・実務レベルのフィードバック
・再現性のある思考プロセス
を重視し、“本当に使える実務力”の習得を支援しています。
次回開催について
診断士ドットコムでは、今後も実務従事を定期開催予定です。
・実務に自信をつけたい方
・現場で通用する力を身につけたい方
・仲間と切磋琢磨したい方
ぜひご参加ください。


